一年位かけて取り組んでいた大仕事がやっと終わって、解放された金曜日。朝イチで波乗りして、サンセットタイムも波乗りして、開放感を味わう。来月には娘も11歳。子供が産まれて生活は激変したけれど、振り返ると楽しいことの方が圧倒的に多かった。その真っ只中では度々頭にきたり、キツい言葉で言い返したり、ため息をつく日々も多かったが、一言で言うとギフトに尽きる。ここからは受験とか恋愛とか金銭とか違うフェーズに入るだろうから、子育ての試練は続く。けれど、根本的にはわたしの人生ではないので、そこまでアテンションしないこと。引き続き、見守るスタンスで。
先週は保育園のママ友数名に会う。『バケモノになるワークショップ』をやるとのことで仕事の合間に参加した。学生時代をシドニーで過ごした造形アーティストで、だいぶぶっ飛んでいるママ友がいて、彼女の主催。大人だけのワークショップで何の役にも立たないやつだと聞いて、面白そうじゃんと思い参加。日々やることに追われてあれのため、これのためと動く日々とは真逆のベクトルで進むワークショップ。死ぬほど面白かった。仕上がりが各々(おのおの)だいぶ狂っていて、笑い過ぎて疲労。
翌朝の土曜日は仲良しのママ友が誘ってくれて、茅ヶ崎まで海沿いをドライブしてファーマズマーケットへ。グラフィックデザインの仕事をしているママ友とは、会わなくても絶対的な安心感と信頼があり、最初にあった瞬間からずっと大好きな人。音楽、サーフィン、バンド、労働、何でも阿吽(あうん)の呼吸で分かり合える。元気がないときも元気があるときも、いつも前を向いて話せるのはなぜだろう。おそらく、彼女自身にそのような強さと朗らかさがあるから。なんといっても聡明で明るい人なので、最後は笑い飛ばしておしまい。来年早々、家族でポルトガルとスペインに二週間ほど行くそうで、一緒に行こうよ! と誘われて、心から迷い中。アメリカ行く前に散財していいのか 。飲み食い大好きファミリーなので、巨大化して帰国する危険もある。要検討。
今朝は吉祥寺で朝を迎えている。夫、娘、わたし。昨日は『デイヴィッド・ホックニー展』を観に東京都現代美術館へ。湘南から清澄白河、果てしなく遠いからグリーン車に乗ってご機嫌で向かう。様々な土地で描かれたホックニーの作品だけれど、わたしと夫と娘、三人ともが、アメリカ西海岸の時代に描かれた作品が好きなのがおもしろかった。作品名に『午後のスイミング』というものがあり、娘はその絵を見た後に、「どうして午後なんだろうね、って想像をさせるところが、絵のおもしろいところだよね」と言っていた。確かにそうかもしれない。アートは観る人の自由だからね。スーベニールショップであれこれグッズを買って帰る。
吉祥寺まで戻って、「ワインを呑みたい」と夫、「ハモニカ横丁の『みんみん』で餃子をたべたい」とわたし、「サイゼリアがいい」と娘。結局、ハモニカ横丁を通過してサイゼリアへ。泡を呑んで楽しくなって、帰りにたい焼き買って、速攻で買い食いして、おかしのまちおかに寄って、大声で喋りながらばあばの家へ。「酔っ払いが二人いると大変!」と娘が言っていたけど、パパとママが本気出すとこんなもんじゃないぜと、心の中でほくそ笑んでいた狂気な母。おはよう、吉祥寺。今日は曇っているんだね。