他をしらないのでわたしの場合だが、縫製の仕事は日没までと決めている。キレイに縫うには目が勝負なので、くらいところでは難しい。例え電気をつけたとしても、夜はすでに疲れているわけで。だから外が明るいうちに、手元もライトをつけて、明るくして縫う。昨日は7時から縫えるように、その前に事前準備を。OEM(Original Equipment Manufactureって略語だと初めてしった)だとそこそこの数を量産するので、請求書を出すのにある程度の作業時間もはからねばならず、そんな準備も必要なのだ。これまでのように、布を仕入れて上代を決めてじぶんで縫う、という流れとはぜんぜん違う。外注先としてまとまった仕事をいただけてありがたいけれど、じぶんのこれまでの仕事がいかに一人で完結していたかも、知ることができた。仕事をいただくときは感謝を忘れず、でも対等でいたいので、ちゃんと選ぼうとはおもっている。その昔、ある人に言われたことがある。「仕事を選ぶ基準は3つ。ひとつはこの人とやってみたいとおもったとき、ふたつめは仕事の内容に興味があるとき、みっつめは、どっちにも引っかからないけどギャラがいいとき。そのどれにも該当しない仕事は受けない」と言っていた。フリーのカメラマンと、おなじくフリーの構成作家の先輩ふたりがおなじようなことをいっていたのは、わたしがまだ20代の終わりから30の前半くらいだったはず。当時は会社員だったけれど、尊敬しているふたりだったし、その言葉はなんだかとても記憶に残っていた。わたしの未来を見据えていてくれていたのか、先輩の思想のおすそ分けだったのか、とにかくありがたいお言葉。
朝早くから仕事をすれば、明るいうちに仕事も終わるわけで、昨日は15時からママ友と鎌倉のイタリアンで乾杯。ビールを飲んだのち、ボトルの白ワインにスイッチ。秋に島に旅しようと誰かが言えば、移住して起業したいと別の誰かがいい、3人でこんなビジネスができるのでは、海女さんは?と妄想止まらず。本題からそれまくっていると、涙をながして爆笑。おばさん三人、明るいうちから大騒ぎして明るいうちに終了。
そのあとは約束していた会があり、ものすごく久しぶりにカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュへ。ひとりだけちょっと赤ら顔。昨日は料理人のナベさんがワッフルを食べてみたいとのことで、おなじく料理人のめぐちゃん、DAILYの馬詰さんとわたし、4人で3種のワッフルをオーダーし、つついて食べる。みんな世代がバラバラなので、会話の中で「ぼくたちの世代は」とかなると、話をさえぎってまで「え!世代がちがいます!」と否定して一同でウケる。言ったほうは、みんなおなじだと思っているに違いない自然な発言からの、指摘されて「え?えへへ」みたいなうっかり顔をしていた。あれ、じぶんもきっと若い人の前でやっているに違いない。こわい。気をつけようと、心の中にメモ。よくはたらけばよくあそべるし、よくあそべれば、またよくはたらける。どっちかがすくなくても、おおくてもだめ。健全でいたい。じぶんなりのグッドバランスさがしている、まだまだ人生の途中にいるわたしなわけで。