宿題のラストスパートを、鬼の形相でやっつけている娘。彼女がPCを占領しているので、こちらはあまり使えない。チャットGPTに質問したり、レポートを書いたり、なんだか大忙しの様子。そんな中、昨日は息抜きを兼ねてお出かけ。当初の予定では家族で横浜スタジアムで野球観戦だったのだが、チケットが売り切れていたため、バッティングセンターからのお風呂にコース変更。友人のMちゃんも一緒に。
お風呂好きのわたしが暫定一位だとおもっている歌舞伎町の<テルマー湯>は、中学生以上から入れるので、昨日娘はついにデビュー。その前にバッティングセンターにも行ってみたいというので、近くの<新宿バッティングセンター>へ。テルマー湯の裏手の、区役所通り(新宿区は区役所が歌舞伎町にある)を進んでいくとあるのだが、娘は「こわーい、ママのふるさとこわーい」と言いながら歩いていた。ホストクラブの看板とか、キャバクラのおねえちゃんの巨大な看板とか、結構引き気味だった(笑)。新宿区を離れてみると、たしかに変なところにお役所があるし、薄汚れているエリアもあるし、引いてみると「あらあら」とはおもうが、やっぱり故郷は故郷。しかし、普段湘南の海沿いでのんびり暮らしている娘には、刺激強めだったのかも知れぬ。
都会で育つと、特殊な危機管理能力が備わるもので、危険を察知すると「これはやばいな」というセンサーが働く。少なくとも、わたしはそう。たとえ酔っていても、空気で「あれ?」とわかる。このセンサーは結構海外でも役に立つので、故郷に感謝している。夫はわたしのセンサーをいつも褒めてくれるのだが、娘のことは「天然素材だから心配」と今朝も言っていた。気づけば日本はずいぶんと貧しくなって治安が悪くなってしまった。連日のニュースには耳を塞ぎたくなるものばかりだ。もちろん日本だけではなく、どこにいても身を守って生きていかねばならず、親になるとじぶん以外の小さな命に対しても、考えることがおおい。今朝もそんな話を夫としていて、「銀座とかキラキラしたとこだけじゃなくて、歌舞伎町とかも連れていったほうがいいんだよ」とアドバイスしたら、「確かに」と納得していた夫。そこにいる人や街が怖いのではなく、何を怖いとおもうのか、誰がどんな目をして、何を発しているのか、それは本でも映画でもなく、体感するしかない。教会書はないから。娘のことが心配で心配でしょうがない夫、わたしはそんな夫が心配であります。かわいい子には、旅をさせるしかないのだ。その前に、光も闇もみて視野を広げておくべし。かわいいかわいい、我々の雛鳥。