昨日学校がお休みだった娘は、わたしの友人であるMちゃんと二人でクリームソーダをのみにいくとのことで、車で鎌倉駅まで送迎をした。叔母なども含めて、母親ではない大人の女性と触れ合うのはとてもいいことなので、Mちゃんには感謝の気持ちでいっぱい。途中、現代風に進化を遂げたプリ(最近の子はプリクラをこう呼びます)などもラインに送られてきた。加工に加工を重ねた現代っ子の娘とMちゃんが、そこにいた。日々多忙を極める働き者のMちゃんだが、これに懲りずにまた遊んでいただきたい。
一方の母は午前中に仕事を済ませ、午後は和光の後輩で料理人のMちゃんをピックし、三浦まで。<新兵衛>で鯖の塩焼き定食とイカのフライを待つ間、Mちゃんから修理品の相談を二件受ける。一件は、修理よりも染め(藍染や草木)のほうがきっといいだろうと思ったので、そのように伝えてご返却。もう一件はできることは色々あるので提案をして、そのままお預かりすることに。
Mちゃんは、以前一緒にいったリサイクルショップ<爆安屋>をお気に召したようで、昨日も一緒にいくことに。道中で、「でもさ、Mちゃん断捨離してるっていってたじゃん。わたしたち、なにを買いたいんだろう」と笑いながらはなし、無駄なものは買わない!と意を決して向かった。
爆安屋は、店頭にも品が溢れかえっていてる。昨日、車を降りて10歩くらい歩いたら、赤い脚立が目に飛び込んできた。「かわいいー!」と手にし、その目と鼻の先にあった、木の座面に黒いアイアンのスツールも素敵で「買うー!」と両手に抱えたら「みもさん、まだ店内に入ってないのに二個も持ってる!笑」と後輩のMちゃん。そんなMちゃんも、断捨離しているといいながら、まあまあおおきな卓上のランプを買っていた。しかし、あれは絶対に買うべきだとおもった。琺瑯のカバーがなんともクラシックでかわいかったし、あんな素敵な赤と台座の黒、さらに調光もできるなんて最高だと思った。ミッドセンチェリーが何かわからないが、ミッドセンチェリーな気がした。というか、そういうお店で置いてあるランプにしか見えなかった。「これ、MoMAにあったら一桁はちがうよ」とわたし。爆安屋的にはとても高額な品だったけれども、Mちゃんは大人買いしていた。わたしは前回いった時に素敵だなあと思っていたワイングラスを買いに来たのだ。これまで数えきれないほどここで買い物をしてきたけれど、たぶん最高額でもひとつ220円くらいまでしか買ったことがない。それらが、たくさん家にある。しかし、そのワイングラスは一脚980円だった。二脚買ったら税込2178円。隣のグラスは10円とか50円とかなので、「高額すぎる!わたしには無理!」と思って前回諦めたのだが、昨日一緒にいったMちゃんが「これ、絶対やすいですよ!」と言うので、清水の舞台から飛び降りる思いでお買い上げ。ワイングラスを一脚だけ買うつもりで向かったのに、結果的にワイングラス二脚、脚立、スツールと買い込んで帰宅。
Mちゃんとわたしは20歳近く歳が違う。若いけれど精神年齢が高く、過去に何度か、もしや老人なのかと聞いたことがあるくらい、落ち着きを払っている。でも肌が若いし、髪の艶も先輩とはレベチなので若者なのは事実。冷静で分析も好きなのだけど、情熱がスパークする時もあって、それが結構おもしろい。冷静と情熱のあいだで、若者と老人が共存しているような子。帰宅して夫と娘におそるおそる戦利品を見せてみたが(夫によく怒られています)、二人ともとても気に入ってくれた。わたしの審美眼か、家族も慣れて麻痺してきたのか、もはや答えは誰もわからない。
以前、福岡・薬院の<BBB POTTERS>で見ていらい、ずっと欲しいと思っていた『天童木工』のリングススツールを購入したのは昨年の11月。一ヶ月後くらいに仕上がった品物が届き、以来とても気に入っているので、色違いでもう一脚いっちゃおうかな?と思っていた。しかし、先日サイトを見たら、値上がりしていた。昨秋は39600円(税込)だったのだが、現在の価格は51700円(税込)に。これがまさに、物価高の影響というやつなのだなと、身をもって痛感した出来事。残念だが、あきらめるしかない。でもスツールはもう一脚あってもいいよな、そう思っていたら、まさかの190円ですごく素敵なものが買えた。アイアンの感じ、座面の木の色、座面からアイアンがはみ出していないシルエット、全部が素敵だった。
これを読んでくださっている方はお気づきかと思いますが、わたしはどうやらお買い物が好きなのかもしれない。あたらしいものから古いもの、ハイブランドからノーブランドにいたるまで、全方位で楽しめるタイプのようです。勉強やリサーチが苦手なので、事前に調べることはほぼないが、見かけたものをずっと記憶している特殊な能力があるので、その膨大なメモリーをもとに、おかいものを楽しんでいる。ものに執着がないので、気が済んだらわりとすぐに売ったり、あげたりしちゃう。これも昔から。ほんと、父とそっくり。