娘のバースデーも過ぎて、あっという間に13歳。ディズニーシーへ一緒にいくのもこれが最後かな、なんて言いながら家族でワイワイ。夢の国で夢をみるには時間も体力もお金も総動員で必要。とてもたのしかったけれど、日常にもどってくるのに数日はかかるので、やっと通常運転。「夢の国ってお金かかるね!」と娘も言っていたが、終始たのしそうにしていたのでなにより。パーク内には若い子がたーくさんいたので、夫と「若者はこういうことに課金するんだね」なんてしみじみ語り合ってしまった。ものより経験なのかな? 夫は建物や造形物を、わたしはレストランの人からアトラクション係の人に至るまで、コスチュームの観察にいそがしく、オリエンタルランドって隅々まで手を抜かずにすごいわ! と感心した1日。キャストと呼ばれる人たちが、あんなに感じよく仕事できることもすごいし、閉園前のショップの混雑とか、一体1日でどれだけの売上があるんだーとあっぱれであった。夢ってすごい。夢をみること、それはエナジー。
今年も残すところ一ヶ月を切った。今年ははじめての仕事の依頼を受けることがあったり、アルバイトで声をかけてもらったり、新たな出会いを通じてタイパンツを買っていただいたりと、人から声をかけてもらえてありがたい一年だった。一年前の今頃はせっせとレンバイでお弁当をうっていたし、来年の今頃もまた予想はつかない。何をしていることだろう。このあいだ、「来年もがんばろーっと」と、いったわたしに、同級生が「わたしたちはもう頑張らなくていいんだよ」といった。会社を長く経営している彼女は、ここまでもう十分頑張ってきたのだろう。「頑張る」という基準は人それぞれ。まわりをぐるっと見渡してみると、誰がみてもめちゃくちゃ頑張ってきた友人たちはたくさんいて、30代で気合いを入れたことで40代で結果を出している人がたくさんいる。20代から30代への変化と、30代から40代への変化は全然ちがうから、彼ら彼女らの、この10年15年は気合いも経験も詰め込んだ、人生をかけたものだったはず。じぶんは30代と40代、仕事にアクセルを踏み込んだ自覚があまりないので、大きな変化もなかったような。来年はもう少し踏み込んで、ちがう速度の風景をみてみたい気もする。安全運転を心がけつつ。