吞み会のことを「部活」と呼ぶママ友がいる。はじめて聞いたときは腹を抱えて笑ったが、あれからずっと気に入って、折に触れてつかっている。昨日はビアフレンズの杉江篤志(すぎえ・あつし)くんと約束をしていて、町田へ。藤沢駅からの小田急線が各駅停車だったこともあいまって、外気が吹き込み車内はずっと冷えている。こんなに寒いのにビールは無理かも、そうおもった。
茶華道部の娘は、ときどき「今日、部活どうしようかなあ、テストも近いし」なんてことを朝に言っては、参加を迷う日がある様子だ。それでも、なんだかんだでいくことがおおく、帰宅すると「やっぱり行ってよかった」という。お抹茶も綺麗にたてられるようになってきたらしく、その他の所作も先生から褒められるようになったそうだ。部活は積み重ねただけの結果がでる、そう言うことなのだろう。誰と戦うわけでもない、自分との戦い。昨日の自分を、今日のわたしが超えていく。
前回、杉江君に教えてもらった<町田ノイズ>という店を大変気に入ったので、昨日もそこで待ち合わせ。バスでやってきた杉江くんが先にいてくれて、ランチの前にまずはビール。次もビール、そのあとランチ。からのカットバックして、またビール。練習熱心な我々。店を出て、杉江くんの案内で町田駅周辺をぷらぷらし、おもしろい商店街みたいなところ、住宅街などを経て、芹沢公園へ。そこにある町田市立国際版画美術館へいった。まず建物がとても素敵だった。加えてロゴや、グラフィックの配色センスなどもとても良く、帰り際にスーベニールショップでポストカードやアートブックを購入した。そのあとも園内をのんびり散歩。途中、得意のバードコールを取り出してちいさく鳴らしてみたのが、町田のバーズもアンサーしてくれた。
コーヒーでも呑もうかと言いつつ、結局またクラフトビールのお店でビールの飲み比べセットを頼んだ。それで帰ればいいのに、そのセットから最も気に入った味のビールを普通サイズで頼み、昨日の部活はコンプリート。町田へ向かうとき、行きは「すぐだな、近いな」とおもう。しかし、帰りです。まず、時間が想定よりも遅すぎる。そして頭をよぎるのは家族のこと。娘に「遅くなってごめんなさい」とラインをし、夫よりは1秒でも早くゴールすることを目標設定にして、気持ちを切り替える。そして、タッチの差でゴールテープを切ったわたしは、夕飯を作って夫に「おかえり」も言えた。事前のラインで娘に「内緒にしておいてね」と口止めしておいたので、お利口な娘は何ごともなかったかのように振る舞ってくれた。お風呂も掃除して沸かし、入浴まで済ませていた。可愛い上に、よくできた子。昨日の夕飯は、くたっとしたキャベツとチキンの、スパゲティミートソース。一昨日くらいに作ってあった残りのロールキャベツを鍋に(ぶち込むように)そっと入れて、上から(叩きつぶすように)やさしく崩し、ホールトマトをインして終わり。ありがとう、一昨日の丁寧なわたし、ガサツなわたしが感謝をした昨晩。さて、金曜日。みなさまも、どうぞ素敵な週末を。