クリスマスイヴの朝。娘がめずらしく、お腹がいたいと言う。終業式だからいきたいけれど、車で送ってほしいと。車で1分くらいの距離を運転して、送り届けた。学校から帰宅すると、娘はベッドでゴロゴロしている。母が昔、「こどもがゴロゴロしているときは、たいてい体調がわるいのよ」と言っていたので、嫌な予感がして熱をはかると、38.6℃!これはヤバいやつだと、耳鼻科へ連れていく。「はい、インフルエンザA型です」とあっさり。この間コロナとグッバイしたのに、間髪入れずにインフルとハローしているではないか。いろいろ流行りに乗りたいお年頃なのか。今日はなにも食べないで、水分だけとってくださいとのこと。

予約していたケーキと、やっぱり予約していたケンタッキーのチキンをとりにいく。娘のベッドを、窓辺のクリスマスツリーの近くまでゴロゴロ(三段ベットの三段目だけ、キャスターがついている)移動させる。なんとなく隔離。「クリスマスはなしにする?」とやさしい夫、ノー・ウェイで決行するわたくし。マスクをして寝転がっている娘をみながら、冷やしておいたカヴァを呑んで、グラタンとチキンとサラダとピクルスと、最後はケーキ。「ぜんぶとっておくからねー」とわたしたち。昨日はそんなクリスマスイヴ。ワンルームで暮らす我が家。だれかが風邪をひくと、突然危険と隣り合わせで生活をすることになる。風邪をひいても寝転がっていてもマスクをしていても、いるだけでかわいい娘だれど、今だけはうつってはならぬ。ママは早め早めの葛根湯をのんで、本日も10:00からオープンです。