仕事の合間に久しぶりに走ってみる。波がないのでやむおえず。でも、以前ほど走ることが長く続かない。子育て中、出産前のように自由に波乗りができず、リフレッシュのために走りはじめた。その頃は月80キロとか走ったりしていた。今は自由な時間も戻って来て波乗りも復活したので、ランニングは違うフェーズに入ったのかもしれない。旅先で走るとか、友人とランニングくらいはしたいので、ほどほどに走っていたい。
恵まれているなと感謝することはたくさんあるが、特筆すべきは人との縁。中でも目上の人には本当に恵まれてきた。先日もある人が連絡をくれて、久しぶりにお茶をした。性格のベースに、「恥ずかしい」とか「格好よく見られたい」みたいなものがないので、誰と話してもいつも心はフラットな海。わからないときはわからないというし、知りたいときは教えてくださいという。そうやって少しづつじぶんをつくってきた。つくらせてもらって、今がある。いろんなことを知らないけれど、知る必要がないこともたくさんあるこの世の中。ほんとうに大切なこと、ほんとうに好きなこと、ほんとうに必要なことに、自分の時間をかけたい。明日死ぬかもしれない人生で、くだらないことに時間をとられたくない。明日死ぬかもしれない人生で、明日も明後日もこれをがんばろうと思えるような仕事をして、家族や仲間と笑っていたい。そんな先輩達の笑顔や苦悩や喜びのようなものをたくさん見てきた。間近でその姿を見られたことは、生涯の宝物。尊敬や憧れをそのままにせず、じぶんの手のひらでそれらを握れるように。