マレーシアに住んでいるRちゃんと、朝にライン。近々彼女のところへ遊びにゆくので、おつかいのリクエストのやり取りなど。これまでも時々はラインをしていて、そんなに距離を感じずに言葉を交わしていた感覚だったれど、リストアップの内容を見て「本当に海外にいるんだなあ」とはじめてくらいに思った。
Rちゃんは、ご主人のお仕事の都合で現在マレーシアに駐在している。子育てをしながらなので苦労もあるとはおもうが、きっとたくさんの景色を見つめて、豊かに時を重ねているに違いない。Rちゃんは以前勤めていた職場で、一緒に修理の仕事をしていたひとり。夏休みになるとまるっと姿を消し、乳飲み子を連れて家族で日本中をアクティブにトリップしていた。そういう姿もまた、いいなと思っていた。まだ30代なのかな? 10歳くらい年下なはず。わたしより少しあとだったか、数ヶ月あとだったか、忘れてしまったが入社してきた。見た目がとても可愛い子で、やけにスタイルがよく、「タイパンツのモデルを頼むならこの子にお願いしよう」とすぐにおもった。おようふくのセンスも色彩感覚が好きな感じだった。自分に厳しい感じのRちゃんは性格が真面目で、成長することを怠らず、勤勉なのがよくわかる仕事の仕方だった。関西人あるあるで苛(いらち)なのか、反応がスピーディーで、打った球が光の速さでかえってくる。内側で情熱がスパークしている感じなんだけど、一見それがわからない。関西人贔屓(ひいき)なわたしにとって、退社後も仲良くさせてもらっている数少ないひとりだ。数年ぶりに会えるのを、とても楽しみにしている。
いつも、息抜きも兼ねて仕事の合間に買い物にいく。魚屋では昨日、柳カレイをすすめられた。干物だと高級品らしい。言われるがままに買う。「身がうすいから柳カレイは30分、サバは1時間塩をふっておいて、水で洗い流して干してね」と言われた。肉屋では、先日も書いたが息子さんと思しき男性に「豚挽きと合い挽き、わかります? 印つけておきます?」と聞かれた。色を見たらわかるくらいに違ったから、大丈夫ですと答えた。「昨日、バスで会いました?」と聞かれたので、「わたしもそうかな?っておもいました!」と答えた。人懐っこい性格の人なのかもしれない。「またよろしくお願いします」と、笑顔でさようなら。豆腐屋では、油揚げ、厚揚げ、がんもどき、生姜のがんもどき、ネギのがんもどき、絹どうふを二種、おからをふたつ購入。帰宅して干物を干しながら仕事を再開。
海外で暮らすのもいいなと折に触れておもう。だが海外にいたらきっと、昨日の買い物コースはむつかしい、贅沢コースな気もする。日本に住んでいる日常の豊かさを、Rちゃんのラインを見ておもった昨日。今日はなんだか朝から曇っている。午後からは雨が降ると天気予報で言っていた。