少しでもいいので上達したいものがあったら、毎日取り組むこと。遠回りのような日々だけど、一番の近道だと信じてプラクティス。わたしにとっては波乗り、ハーモニカ、英語、ミシン、文章が最近のそれ。で、昨日も波乗り。去年買った『Birds creation』のジョージくんのフィンをはじめておろす。目で見て、心で美しいと感じるものが本当に好きで、ジョージくんのフィンはまさにそういう感じ。
海に入る前にフィンをセットして、「きれいだなあ」と思い、海から上がって板を洗っているとき、水しぶきがフィンに当たって「きれいだなあ」と思う。帰宅してフィンを外し、ミシンの作業場に置いてあるフィンスタンドに飾って、さっきまで漂っていた海を想う。どんなものでも、アートになりうる。そのものが美しいか、そうではないかによって。昨日の夜、ジョージくんに電話をしてフィンの感想を伝える。波にも乗れたし、何より見ていてキレイで嬉しかったと伝えると、「心がウキウキして、ワクワクしたってことでしょう?最高の褒め言葉だよ〜、みもちゃん」と言っていた。気持ちがあがったのも、もちろんある。けれど、厳密にはため息をつくほどの美しさに、深い呼吸ができた感じ。わたしは嘘は言わないし、思ったことはなるべく相手に伝えようと思っているので、お礼を言いたかったのだ。
美しい世界に生きていて、遊んでいて、働いていて。そういう瞬間の積み重ねを幸福と呼ぶとしたら、ジョージくんはそんな世界の真ん中に立っているのだろう。だから、彼の作るものは美しい。作品を見ていると、すごく鼓舞される。自分も頑張ろう、と。キレイな心でいたい、とも。美しさを生み出すセンスや、困難の乗り越え方、優しさの塊に触れるたび、いつも心の奥の方で「この人には敵わないな」と感じる。すごく尊敬している一人。窓の外の何も見えない真っ暗な海を見ながら、ハーモニカや音楽の話をして、またねバイバイと電話を切る。